1日500円でも、20日行けば一万円を超える。こういった買い物こそ、クレジットカードを使うのが、かしこい使い方じゃないのかな
コンビニでのお買い物は少額なだけに、つい現金で支払いがちです。
しかし、少額であっても、ちりも積もれば何とやら、と言います。
そして現金払いだと、払ってしまったお金は、そのまま消えてなくなってしまうだけですが、クレジットカード払いに切り替えれば、下記のメリットがあります。
2.使えば使うほどクレジットカードのポイントが貯まる
3.キャッシュレス・消費者還元事業のポイントが戻ってくる
現金、とくに小銭はかさばりますし、何よりも様々な人がやり取りを重ねているため、衛生面でも気になるところ。
やはりこれからは、クレジットカードでの支払いをメインにしていきたいところです。
そして、メリット③に挙げた「キャッシュレス・消費者還元事業のポイントが戻ってくる」という点ですが、この施策は2020年6月末で終了する予定となっています。
しかし、心配は無用。
2020年9月を目標に「マイナポイント制度」がはじまるんです。
この記事では、コンビニでクレジットカードを使うメリットに加えて、この「マイナポイント制度」についても解説をしていきますね。
コンビニエンスストアで使えるクレジットカードを徹底解説!
国内で、クレジットカードが使えるコンビニエンスストア一覧と、店舗ごとに使えるクレジットカードのブランドや、注意点を紹介します。
こちら、一店舗ずつ解説していきますね。
セブン-イレブンで使えるクレジットカード
- 支払い回数(返済回数)は1回のみです。
- 10,000円以下のクレジットカード支払いについては、サインが不要です。
- 10,001円以上の支払いの場合は、暗証番号の入力か「クレジット売上票カード会社控(お店控)」にサインが必要です。
- 一度のお買い物で利用できる金額の上限は、お客さまと各カード会社の契約、利用状況で異なります。
セブン-イレブンの利用時に、クレジットカードで支払いができないものがありますので、注意が必要です。
詳細は下記を参照ください。
2. 公共料金等の収納代行
3. マルチコピー機でのサービス(一部チケット除く)
4. 切手・印紙・ハガキ・年賀ハガキ
5. クオ・カード
6. テレホンカード
7. プリペイドカード
8. プリペイド携帯カード
9. ビール券・酒クーポン券
10. 地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
11. 他金券等に準ずるもの
12. nanacoカード発行手数料
13. 各種電子マネーへの現金チャージ
ファミリーマートで使えるクレジットカード
- JCBカード
- VISAカード
- マスターカード
- アメリカン・エキスプレス・カード
- ダイナースクラブカード
- 中国銀聯(Union Pay)
- 新韓カード
- ディスカバーカード
- お支払い回数は1回のみとなります。
- お支払い金額が4,000円以上の場合は、レシートにサインをいただきます。
- お客様にカードを差し込んでいただく「新端末」では、10,000円以上の場合に暗証番号を入力いただきます。
- 一度のお会計でのご利用可能上限金額は、お客さまと各カード会社とのご契約・ご利用状況により異なります。
- 一度のお会計での複数枚のクレジットカードの併用はできません。
- クレジットカード払い以外のお支払い方法(dポイント支払い、楽天ポイント支払い、Tポイント支払い、電子マネー支払い等)との併用はできません。
- クーポン(ファミリーマート発行の割引券・引換券)・ギフト券は、先に使用される場合のみ併用できます。クレジットカード機能付きTカードの場合、Tポイント会員登録を先におこなった場合に併用できます。
- dポイント・楽天ポイント・Tポイントを加算する場合は、お支払いの前にいずれかのポイントカードをご提示ください。(一部店舗で取り扱いのない場合がございます。)
- クレジット機能付きTカード(Wカード・Tカードプラス)でのクレジット支払いは、ショッピングポイントのみ3日後に加算され、レシートに表示されます。クレジットポイントはクレジットご利用代金請求時に加算されます。
- クレジットカード裏面にサインのないカードはご利用いただけません。
- クレジットカードはカード契約者ご本人しかご利用いただけません。
ファミリーマートの利用時に、クレジットカードで支払いができないものがありますので注意が必要です。
詳細は下記を参照ください。
公共料金等の各種代金お支払い
※ を除く)
2. プリペイドカード類(POSAカード、QUOカード、テレホンカード等)
3. 宅急便・宅急便コンパクト送料
4. 切手・はがき・印紙類
5. ゴミ処理券等の金券類
6. 一部の自治体指定ごみ袋
7. 電子マネーチャージ
8. コピー、FAX
※例外的に支払いが可能なチケット
ローソンで使えるクレジットカード
- テレホンカード類、バスカード・各種乗車券・回数券、各種商品券、QUOカード、切手・ハガキ、・印紙、一部のLoppi取次サービス、公共料金・収納代行票でのお支払は、現金のみとさせていただいております。
- お支払回数は1回のみです。
- クレジットのお支払金額が10,000円以上の場合は、レシートにサインまたは暗証番号をいただきます。
- 10,000円未満の場合は、サインまたは暗証番号は不要です。
- 一度のお買い物で利用できる金額の上限は、お客様と各カード会社の契約、利用状況によって異なります。
- 複数枚のクレジットカードの併用はできません。
ミニストップで使えるクレジットカード
- イオンカード
- VISAカード
- マスターカード
- JCBカード
- アメリカン・エキスプレス・カード
- ダイナースクラブカード
- OMCカード
- ディスカバーカード
- 中国銀聯(Union Pay)
- クレジットのお支払いは、1回払いのみとなります。
- クレジットカードでは、電子マネーへのチャージはできません。
- ミニストップの利用時に、クレジットカードで支払いができないものがありますので、注意が必要です。
詳細は下記を参照ください。
2. 収納代行(公共料金類・コンビニ受け取りサービス)
3. 各種サービス(ゆうパック・コピーサービス・FAXサービス・MINISTOP Loppi取り扱いサービス・商品(ローソンチケット・予約取寄商品を除く)
4. チケット類※(レジャーチケット類)
※例外的に支払いが可能なチケット
MINISTOP Loppiで、発券したローソンチケットと予約取り寄せ商品は、カードでお支払いいただけます。
デイリーヤマザキで使えるクレジットカード
- VISAカード
- マスターカード
- JCBカード
- ダイナースクラブカード
- アメリカン・エキスプレス・カード
公共料金等収納代行票でのお支払、オンライン決済、プリ犬、プリペイドカード、宅配便、切手、はがき、収入印紙、テレホンカード等に関するお支払などは、現金のみとさせていただいております。
ご了承ください。
セイコーマートで使えるクレジットカード
- VISAカード
- マスターカード
- JCBカード
- 中国銀聯(Union Pay)※一部の店舗に限る
電気・水道・ガス・電話(携帯)等の公共料金から、通信販売などの各種支払いは、現金のみとさせていただきます。
ポプラで使えるクレジットカード
- VISAカード
- マスターカード
- JCBカード
- イオンカード
- ダイナースクラブカード
- アメリカン・エキスプレス・カード
- ディスカバーカード
- 金券(アイスクリーム券等)と併用する場合は、会計の前に店員にお申し付けください。
- クレジットカード支払いは、一括払いのみの対応となります。
- 1万円以内でしたらサインは不要です。
- 1回の精算でご利用いただける金額は10万円までです。(お客様とカード会社の契約、ご利用状況により異なる場合もございます)
キャッシュレス・消費者還元事業について解説。ポイントはどうやって戻ってくる?利用明細を紹介
キャッシュレス・消費者還元ポイントが使える店舗には、下記のステッカーが貼ってあります。
直営店の店舗は5%還元され、コンビニ等のフランチャイズ形式の店舗は2%還元されます。
コンビニなど、店頭での利用時に、即還元される消費者還元ポイントは、レシートで確認できます。
「キャッシュレス還元額 -2」
この記載箇所が、ポイント還元金額となります。
それ以外の店舗は、月に一回、利用したクレジットカードに「1ポイント=1円」の換算で、返金されてきます。
これは、セゾンカードの2月~4月利用分の利用明細です。
セゾンカードの場合は、月末にまとめて還元されます。
利用明細は、引き落とし金額が記載されますので、逆に還元される金額については、マイナス表記になっていますね。
キャッシュレス・消費者還元事業が終わったら次はマイナポイント?
マイナポイントは、キャッシュレス決済とマイナンバーを利用した消費者ポイント還元施策です。
利用には申請が必要で、申請するには、下記の2つが必要です。
- マイナンバーカード
- マイキーID
還元率はキャッシュレス・消費者還元事業よりも高く25%ですが、利用金額に上限があり、2万円までとなっています。
マックス2万円をチャージ、または決済すると、最大5000円分のマイナポイントが支給されます。
現在、公式サイト(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)が立ち上げられ、参加方法の説明や、参加する事業者の募集が掛けられている状況です。
利用できるキャッシュレス決済サービスは、2020年5月下旬の時点で、219の事業者が参加を決定しています。
その中でクレジットカード事業は下記の29社です。
- M0005:株式会社オリエントコーポレーション:オリコカード
- M0007:株式会社エポスカード:エポスカード
- M0038:三井住友カード株式会社:三井住友カード
- M0050:KDDIフィナンシャルサービス株式会社:au PAYカード
- M0069:楽天カード株式会社:楽天カード
- M0126:株式会社三重銀カード:三重銀カード
- M0128:株式会社青森銀行:青森銀行VISAカード
- M0129:株式会社京葉銀カード:京葉銀VISAカード
- M0132:東京クレジットサービス:東京カード
- M0134:筑波銀行:つくばバンクカード
- M0136:りそなカード株式会社 りそなカード
- M0138:株式会社いわぎんクレジットサービス:いわぎんVISAカード
- M0140:道銀カード株式会社:道銀VISAカード
- M0142:九州カード株式会社:九州カード
- M0143:株式会社東邦クレジットサービス:東邦VISAカード
- M0144:スルガカード株式会社:スルガカード
- M0153:三井住友トラスト・カード株式会社:三井住友トラストカード
- M0159:東急カード株式会社:TOKYU CARD
- M0160:株式会社但馬銀行:たんぎんバンクカードVISA
- M0162:株式会社北陸カード:北陸VISAカード/プラチナカード
- M0172:株式会社鹿児島カード:鹿児島カード
- M0173:株式会社イオン銀行:イオンカード
- M0177:株式会社やまぎんカード:やまぎんカード
- M0180:株式会社山陰合同銀行:ごうぎんVISAカード
- M0181:株式会社秋田国際カード:あきぎんVISAカード
- M0184:株式会社沖縄銀行:おきぎんVISAカード
- M0185:株式会社七十七カード:七十七カード/プラチナカード
- M0190:株式会社九州しんきんカード:九州しんきんVISAカード
- M0210:株式会社 筑邦銀行:ちくぎんマルチナVISAカード
※掲載は登録事業者番号順
上記のなかに、ご利用のクレジットカードがなくても大丈夫。
もちろん、SuiCaやICOCA、FamiPayやメルペイ、LINE Pay、nanaco、WAON等も参加事業者に入っています。
利用するのに手続きが必要なところが、少々面倒ですが、還元率が高いので利用価値はありそうですね。
政府は今後もキャッシュレス施策を打ち出してくるはず!ますますクレジットカードが手放せない生活になる
キャッシュレス・消費者還元事業は「2025年までにキャッシュレス決済比率40%」という目標を掲げて、2019年10月からスタートした施策です。
2020年6月に終了はするものの、反響が大きかったため、755億円のポイント還元予算が追加されました。
キャッシュレス・消費者還元事業が終了しても、マイナポイント制度がはじまりますし、その他にも還元施策が出てくる可能性も無くはなさそう。
毎日のように訪れるコンビニだからこそ、今のうちにクレジットカード支払いを習慣づけておきたいですね。