クレジットカードを持っておくならオンライン上での決済やお店での支払いがスムーズに行え、ポイント付与などの特典も得られるなどメリットが多いです。
クレジットカードは便利な点もありますが、傷が付くなど使い物にならなくなれば処分しなくてはいけません。
しかし、クレジットカードの処分はやり方や注意点を確認しておかなければ、後にトラブルを生じさせることもあります。
クレジットカードの処分について内容を紹介しましょう。
クレジットカードを処分する場面とは?
クレジットカードは使わなくなった、または使えなくなったときは処分する必要があります。
どのような場面で処分する必要があるのか内容を紹介しましょう。
クレジットカードの有効期限が切れたとき
クレジットカードは有効期限が切れてしまったなら処分する必要があります。
クレジットカードは有効期限が切れてしまうとカード利用できなくなるので持っていても意味がありません。
大体クレジットカードの有効期限が近くなればカード会社からお知らせで新しいクレジットカードが届くことが通達されます。
新しいカードが自宅に到着したなら古いクレジットカードは処分する必要があります。
有効期限が切れた古いクレジットカードを処分せずに放置することがあるかもしれませんが、そのままにしておくと新しいクレジットカードと混ざって、有効期限が切れたクレジットカードを使用してしまう可能性もあります。
有効期限が切れた際は勘違いを防ぐため、直ぐに処分しましょう。
クレジットカードに不具合が生じたとき
クレジットカードに不具合が生じたときも処分する必要性が生じます。
クレジットカードの不具合は例えば磁気ストライプが狂ってしまい、カード情報を読み込まなくなったときです。
クレジットカードの磁気ストライプやICに傷や汚れが付着するとクレジットカードとしての機能が悪くなってしまうことがあります。
もし、磁気ストライプやICに不具合が生じると修復することは不可能になるので、カード会社に連絡して新しいクレジットカードを郵送してもらう必要があります。
不具合が生じたクレジットカードは処分して新しいカードと勘違いしないようにしましょう。
クレジットカードの適切な処分方法とは?
使用できなくなったクレジットカードを処分するときは、誰かに利用されないように処分することが大事です。
どのようにクレジットカードを処分することができるのか3つの方法を紹介しましょう。
ハサミで細かく切って処分する
クレジットカードを処分するときハサミで細かく切って処分することが大事です。
クレジットカードには自分の個人情報が記録されているため、カード券面だけでも自分の名前やカード番号、有効期限、セキュリティコードが記載されています。
もし、クレジットカードの何かの情報が知られてしまえば、悪用されてしまう可能性もあります。
そのため自分の個人情報が分からないようにハサミで細かく切断するのが1番良い方法です。
そのため、情報が読み取れず復元ができないように細かく切り刻むことが大事です。
やり過ぎなくらい細かく切って処分しましょう。
バラバラに分けて廃棄処分する
クレジットカードをハサミを使用して細かく切れば個人情報が盗まれることはないでしょう。
しかし、より安全に処分するためには細かく切ったクレジットカードを別々のゴミ袋に入れて数回に分けて処分するのがおすすめです。
細かく切ったクレジットカードを同じゴミ袋に入れて処分するなら、復元される可能性が0とは言い切れません。
ゴミ袋からクレジットカードを出して復元されると自分の個人情報が知られる可能性が生じます。
そのため、ゴミ袋を分けて数回に分けて出すなら復元される可能性はなく、自分の名前なども知られることはありません。
ICチップを壊しておく
クレジットカードを捨てるときは磁気ストライプを破壊することも大事です。
クレジットカードの情報はカード本体ではなく磁気ストライプやICチップの中に情報が組み込まれています。
そのため、カードを切ったとしても磁気ストライプがそのまま残っているようであれば、復元できることがあります。
カードに切り込みなどで傷を付けていても、磁気ストライプが無傷のままならカードの情報を読み込ませてショッピングなどで利用することが可能です。
もし、ショッピングで利用することができるなら、自分のお金をどんどん使用されて不正利用されてしまう事になります。
クレジットカードの機能を完全に不可にするために、磁気ストライプの部分にハサミで切り込みを入れる、ICチップの部分も切り込みを入れてくっ付けることができないようにすることがおすすめです。
クレジットカードを捨てる際に押さえておきたいポイント
クレジットカードを処分するときは、クレジットカード本体以外にも確認しておくことがあります。
どのような点を確認しておく必要があるのか内容を紹介します。
クレジットカードの明細書も合わせて処分する
クレジットカードの明細書も合わせて処分しておく必要があります。
クレジットカードはハサミで切り刻むなど細かく復元できないようにして捨てたとしても、明細書をそのまま捨ててしまうと個人情報が記載されているので、誰かに自分の情報を読み取られてしまうことがあります。
そのため、クレジットカードの明細書も読み取れないくらい細かく切り刻んで捨ててしまうことが大事です。
明細書を処分するときは上記で紹介した方法と同じくハサミで細かく切り刻む、またはシュレッダーにかけて捨てるのがおすすめです。
また、明細書を復元されないようにゴミ袋を別々に分けて捨てるのも良い方法です。明細書はカード会社から送られてくるものなので、複数貯まっている人もいることでしょう。
カードの解約を済ませた後に処分する
クレジットカードの解約を済ませた後にクレジットカードの処分を行うことが大事です。
クレジットカードの解約をする前にカードをハサミで切り刻むなどして処分しても、クレジットカードの機能は生きています。
そのため、カード番号や有効期限などの情報が分かればオンライン上で決済利用することができるので、不正利用される原因となります。クレジットカードの解約はカード会社に連絡をして解約を申し出て、本人確認と返済額の確認を行い、解約完了となります。
カスタマーセンターへの電話連絡はカードの表面に記載されているので、そこの電話番号にかけることで解約の申し出を行えます。
また、解約をするときに返済金額が残っているなら、全て返済した後に解約を行うことができるので、今まで利用した金額分を先に支払う必要があります。
クレジットカードの返済金額あるなら支払いを先に済ませてから解約をして処分をしましょう。
自治体によって捨て方を確認しておく
クレジットカードの捨て方を自治体に確認しておくことが大事です。
クレジットカードはほとんどが可燃ゴミとして出すことができますが、自分の住んでいる場所によっては可燃ゴミで出せないこともあります。
クレジットカードはプラスチックなので場所によっては不燃ゴミに指定されていることもあるからです。
もし、不燃ゴミと指定されているのに可燃ゴミと一緒に出してしまうと罰則を受けることもあります。
クレジットカードを捨てる際に罰則を受けてしまうなら、後悔してしまうことになるでしょう。
ルールに沿ってクレジットカードを処分するようにしましょう。
不必要なクレジットカードはしっかり処分しよう
使用しなくなったクレジットカードはしっかり処分することが大事です。
クレジットカードは少しの不具合により使用できなくなることがあるため、利用不可となった時点で処分するようにしましょう。
また、クレジットカードは処分するときに細心の注意を払っておく必要があります。
もし、しっかり処分できなければ自分の個人情報が流出する危険もあるからです。
最後までしっかり処理を怠らないようにしましょう。